さようなら30代。30代の10年間の過ごし方とその成果【仕事編】

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私が税理士業界で働くようになったのが29歳の時でした。

それから10年以上が経過しました。

私の30代の10年間、どうだったのか、振り返ってみました。

税理士の世界に足を踏み入れる

大学3年生の頃から税理士試験の勉強をしていましたが、最初の就職先は資格の専門学校の税理士講座簿記論の講師ということもあり、税理士業界で働くことになったのは29歳と遅めです。

大学卒業後すぐに会計事務所に勤めた方とはもう7年もキャリアの差がついているという焦りがありました。

ただ、29歳といえども、税理士業界としては1年目。

年下の上司も多く、税理士としてのキャリアの遅れを取り返すべく、吸収できるものはどんどん吸収したいという思いで仕事をしていました。

残業はもともと好きではありませんでしたが、遅れたキャリアを取り戻すためには仕事をたくさんしなければ、と考えていました。

私が勤めていた当時、新規クライアントや新規案件について担当者の募集があった時には、積極的に手を上げました。

新規案件は、社内での蓄積がないため継続案件の倍の負荷がかかりますが、その分だけ成長の近道になると思い、率先して手を挙げるようにしていました。

Big4と呼ばれる大規模税理士法人に勤めていたこともあり、クライアントの多くはグローバルで活躍している外資系企業や日系上場企業ばかりでした。

英語でのメールのやり取りが必要であったり、M&Aなどで組織再編税制に直面したり、国際税務案件などにも携わることができ、転職するまでの5年間で多くの税務の案件に触れることができました。

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転職して企業側の立場から税理士をみる

2012年、私が34歳になったとき、税理士法人での5年間の経験を生かし、東証一部上場企業の経理(税務担当)へ転職しました。

当時、一般企業へ転職するのであれば35歳までという噂があり、一度は経理部側から税理士を見てみたいというのがありました。

これが大正解でした。

Big4と呼ばれる大規模税理士法人では、経理実務に触れることがほとんどなかったため、企業側での経理の状況を学ぶことができました。

税理士法人時代は、使うソフトは主に税務ソフトであり、会計ソフトは印刷するくらいしか使ったことがありませんでした。

ですから、初めて仕訳を入力した時は、変な入力をしていないか不安になりました。

しかも、その入力が法人税等と税効果でしたので、金額インパクトが半端なく大きかったのでドキドキでした(^_^;)

税務に関しても、税理士法人時代は、クライアントの意思決定の助けとなるためのアドバイザリー業務であったのが、会社としての税務の方針の意思決定にかかわることになったため、論点となっている部分についてより深い理解が必要でした。

複数の税理士から意見を聞き、それらの意見を比較検討し、会社としてはどのような方針を出すのか深く考察する必要がありました。

そして、何よりも、その会社では素晴らしい出会いがありました。

その時の出会いが、私が独立したばかりのときの助けとなりました。

お互い、信頼して仕事をすることができる、そういった方と出会うことができて、私は本当に運がよかったと思っています。

転職を繰り返すことのメリット・デメリット
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税理士として独立する

経理部時代は人に恵まれた環境で仕事ができていたのですが、常に成長し続けたい、そういった思い2014年(当時36歳)、3度目の転職を決意しました。

転職先は、中規模~準大手クラスの税理士法人を考えていました。

しかし、エージェントが勧めてくれた証券会社のM&A部門を試しに受けてみたら、想定外の内定を頂くこととなり、方針転換してまたもや一般企業に勤めることになりました。

そして、これまでとは比較にならない大企業への転職です。

会社員として働くのであれば、これ以上はなかなかないのでは?という待遇でした(当然、上には上がありますが、上はそう多くはなかったので)。

もちろん、働くと色々と不平不満は出てくるものではありますが。

ただ、税理士としてのキャリアが生きる機会が少なく、これまでは全く経験したことのないバリュエーションを習得する必要があったり、M&Aの知識を身に着ける必要があったりと苦労の連続でした。

転職して2年がたったころ、大いに悩みました。

税理士として生きるか、それとも、バンカーとして生きるか。

バンカーとして生きていくためには、学ばなければならないことはあまりにも多く、険しい道のりに思えました。

もちろん、大企業ですから、そんなに思いつめなくても、そこそこでよければよかったのかもしれません。

このどちらを選ぶかということで、最終的に決め手となったのは「生き方」という部分でした。

「税理士」にしろ、「バンカー」にしろ、いずれも残業時間が多く、プライベートを犠牲にしがちなところがあります。

残業時間という点でいえば、バンカーのほうがハードワークでした。

ただ、その分、報酬はバンカーのほうが期待できます。

「税理士」の良いところは、独立しやすい資格であることです。

バンカーほどではありませんが、会計事務所は残業が多く、しかも低賃金だったりもします。

ブラックに陥りやすい業態ではあるのですが、独立するとなるとブラックになるかどうかは自分次第です。

そして、税理士として独立することについていろいろ調べる中で出会ったのが税理士の井ノ上陽一さんの「EX-IT」というブログでした。

税理士としての仕事の仕方ということだけではなく、「生き方」を伝えるブログとなっています。

独立することへの不安は非常に大きかったのですが、自分が税理士として生きていく上でのお手本が見つかり、これを信じて頑張ってみようと独立に至りました。

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当初は誰も読んでいないんだろうな~という寂しい状況だったのが、平日毎日更新を続けることで月間数万PVは見てもらえるようになりました。

(記事を書くといういう点以外は努力不足であり、改善すべき点が多いのですが・・・)

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今年に入ってからは、仕事を詰めすぎてしまったり、その影響で心が乱れたりなどして平日更新が途絶えてしまいましたが、更新を止めることなく今日まできています。

ブログを更新し続けることで、

  • 税務顧問の仕事
  • 雑誌への寄稿(有料)

といったことに繋がりましたし、同じくブログを書いている税理士の友人たちとフルマラソンに挑戦するといった体験もできました。

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独立して収入が増える

まだまだ独立して2年弱ということもあり、安定した収入を得ているという状況ではありません。

ただ、結果としては、2017年の収入は、証券会社に勤めていた頃を上回り、過去最高となりました。

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会社員ではないので、今後、下がる可能性もあり油断はできないのですが、頑張ればその分だけ自分に返ってくるというのを実感しました。

今後必要になるのは、その収入を再投資し、自分の学ぶ機会を増やすことです。

独立した以上、不安定な収入に今後も左右されることになりますから、40代になっても今まで以上に自分磨きに精を出さないといけないと考えています。

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【編集後記】

いよいよ40代に突入しました。

30代のことを仕事のこと、プライベートのこととまとめてみようと思ったのですが、仕事のことだけでも書きたいことが多く…。

プライベート編はまた次の機会に書きたいと思います。

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------※この記事は、投稿日現在の状況、法令に基づいて書いています。---------

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