プロフィール

2022年9月7日

林 義章(はやし よしあき)
税理士
ファイナンシャル・プランナー
経営革新等支援機関
林義章税理士事務所 代表
合同会社YSKコンサルティング 代表社員
東京税理士会 王子支部

【著書】
井ノ上陽一編『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』
(共著、大蔵財務協会)
廣川昭廣編『連結納税の実務』(共著、大蔵財務協会)

【告知】初めて本を出します!十人十色の「ひとり税理士」という生き方

【お知らせ】『連結納税の実務ーQ&Aによる要点解説 別表記載のポイントー』(一般財団法人大蔵財務協会)が発売されます

【雑誌】

月刊経理ウーマン2017年10月号『「合同会社」のことがみるみる理解できる30分講座』
会計人コース2017年11月号『私の独立開業日誌』
企業実務2018年5月号「少額減価償却資産の特例は必ず有利といえるのか」
会計人コース2018年9月号『独立後は人脈とブログで稼ぐ』
会計人コース2019年10月号『マイ・オフ・タイム』
月刊経理ウーマン2020年1月号の特集「税理士さんを上手に活用する法教えます」
企業実務2020年4月号「これからの時代、経理業務はどのように変わるのか?」
企業実務2020年12月号「退職金を損金算入するタイミングと仕訳をおさらいする」
企業実務2021年8月号「経理業務のオンライン化を阻む壁とは」

【インターネット記事】
メールマガジンNetpress『【5、10年後を大胆予測!】これからの時代、経理業務はどう変わるのか?』
メールマガジンNetpress『【従業員と役員との違いなどに注意!】退職金を損金算入するタイミングを確認する』

提供しているサービスの概要

現在の仕事の9割以上が法人向けの税理士業務です。ご依頼いただいている法人の特徴は以下の通りです。

  • 輸出取引、輸入取引などの海外取引を行っている(海外取引の税務は得意です)
  • 上場会社の子会社であり、会計と税務の処理に違いがあり、税効果会計を適用している(個別財務諸表に限ってですが、税効果計算シートの作成支援を行っています)
  • 遠くに住んでいてもZoomでミーティングできる(ITツールを使いこなして距離関係なくコミュニケーションがとれます。海外居住のお客様もいらっしゃいます)
  • 従業員にやさしいホワイト企業(その分、従業員がやる気を出してくれるので業績がどんどん伸びています)

独立後の歩み

2016年8月に会社を辞め、独立開業とともに当ブログを開設しました。独立当初は神田のレンタルオフィスでスタートしましたが、多くの方の支えがあり、現在は王子でテナントビルの1室を借りて税理士事務所&会社(合同会社YSKコンサルティング)を営んでおります。

会社員時代、顧客開拓や営業といった仕事に携わることがなく、独立しても食べていけるのかどうか、3人の子どもに十分な教育の機会を与えることができるのかどうか、購入したマンションの住宅ローンは返済できるのかどうか、不安な気持ちを持ちながらも、独立したいという想いを叶えるため、大手証券会社での安定した給料を捨てて独立に踏み切りました。

独立するにあたって、税理士としての仕事(法人向け)には自信を持っていました。税理士法人時代は上司のチェック時に指摘事項ゼロというのを常に目標にして仕事をしており、上司や先輩から言われたことをただそのままやるのではなく、条文や国税庁のホームページなどでその根拠を確認しながら仕事をしていたので、税理士業界に入ってからのキャリア以上の実力をつけることができたと自負していました。

しかし、独立開業は甘くはありませんでした。お客様から見れば、税理士であれば一定以上の税務に関する知識があるのは当たり前で、税理士を選ぶ基準として「税務に強い」は全く売りにはなりません。税務に強ければ強いほど「これくらいいいじゃん。細かいこと言うなよ。」と思われるかもしれません(最終的に判断するのは税務調査があったときの税務署であって、そこで不利益を被らないための税理士としてのアドバイスなのですが)。

まずは、私という存在を知ってもらわないとお仕事を依頼していただけません。そして、私が何ができるかというのを提示していかないと、やはりご依頼をいただくのは難しいでしょう。そこで、私を知っていただくために立ち上げたのが当ブログです。会社員時代は、私自身、自分をアピールするということが得意ではありませんでした。そして、独立まで営業畑でもまれることなく過ごしてきましたので、異業種交流会でバンバン自分をアピールして売り込むというのも向いていません。地味ではありますが、ブログを開設してから約1年半、コツコツと平日毎日ブログを更新し続けて、インターネットという世界でアピールを続けました。

おかげさまで、このブログからは「国際税務」(国内と国外にわたる取引に関する税金の取扱い)という分野でありがたいお仕事を頂くことができております。

また、雑誌や書籍での執筆というお仕事を頂けたのもこのブログの成果です。

最近はご依頼いただいた仕事をこなすことで手いっぱいになっているところがあり、ブログの更新頻度が落ちてしまっているのですが、業者に依頼することなくすべて私の手作りのブログですので、愛着をもってこれからも育てていくつもりです。

ブログとともに私の今の仕事を支えてくれているのは、会社員時代に出会った仕事仲間です。あまり会社の人と飲みに行ったりすることはなく、土日祝日は常に家族優先というタイプの会社員であったのですが、私の会社員時代の働きぶりを評価してくださり、独立後にありがたいご依頼をたくさん頂いております。規模の大きめの会社のご依頼が多いため気が抜けない大変な仕事ではありますが、会社員時代に蓄積したノウハウを生かせる仕事であり、やりがいのある仕事として取り組んでおります。

略歴

税理士講座の簿記の講師、国際4大会計事務所のひとつであるEY税理士法人、東証一部上場企業の経理部(税務担当)、大手証券会社投資銀行部門(M&Aアドバイザリー)を経て、税理士として独立。

税金の仕組みの解説、クライアントが取り得る節税対策の提案、経理業務の効率化のサポートなど提案型、付加価値提供型の税理士としてクライアントの成長に貢献することをモットーとしている。

海外取引などがある場合の国際税務(租税条約関連)、M&Aに関連する税務、組合税務、グループ法人税制、連結納税などについても対応可能。

【略歴】

  • 2003年3月
    慶応義塾大学経済学部卒業(ゼミは金子勝研究会)
  • 2003年8月~2007年8月
    TAC株式会社にて税理士講座簿記論の講師
  • 2007年9月~2012年5月
    新日本アーンストアンドヤング税理士法人(現:EY税理士法人)にて税理士業務に従事
    ・2008年税理士試験合格(簿記論、財務諸表論、法人税法、所得税法、消費税法)
    ・2010年税理士登録
  • 2012年6月~2014年9月
    SBIホールディングス株式会社の経理部にて税務を担当
  • 2014年10月~2016年8月
    SMBC日興証券株式会社にてM&Aアドバイザリー業務(主にバリュエーション)に従事
  • 2016年8月
    税理士として独立(ややこしいですが、登録上は2012年6月から開業税理士)
    神田駅徒歩5分の場所でレンタルオフィスを事務所とする
  • 2016年12月
    経営革新等支援機関に認定
  • 2018年8月
    事務所を王子駅徒歩4分のテナントビルへ移転

得意な仕事・苦手な仕事

得意な仕事

改善点を見つけること・誤りを正すこと

  • 税法の趣旨に即した、正しい節税対策の提案
  • マンパワーによる時間と労力のコストを省エネ化するための効率的な経理のアドバイス
  • ミスによる追加納税を防ぐべく、税務調査時に調査官から指摘される前に軌道修正

他の税理士があまりやりたがらない税務

  • 国際税務、M&A、連結納税などの複雑な税務
    税法が複雑なので、税理士としても間違うリスクが高く、関与に躊躇いを感じる税理士も少なくないが、税理士法人、一部上場企業、証券会社M&Aアドバイザリーでの経験を生かし、国際税務、M&A、連結納税についても有用なアドバイスをクライアントに提供
  • 資本金が1億円を超える法人
    税理士法人時代、関与案件の7~8割が資本金が1億円を超える法人であったため、経験が豊富
  • 顧問契約なしの申告業務
    税理士法人時代は顧問契約なしの申告業務が通常であり、間違いやすいポイントを中心にレビューを行い、決算修正から確定申告までサポート

経理の効率化

  • 確定申告や申請書・届出書の提出は電子申告・電子申請
  • 経理業務に労力をかけるのを良しとはしないため、クラウド会計の導入や経理システムの構築には積極的に対応

苦手な仕事

  • 会計ソフトへの高速入力(大手税理士法人に在籍し、税務に特化した仕事に従事していたため、領収書やレシートを見ながら高速でデータ入力をするという仕事の経験に乏しい⇒これを補うため、マンパワーによる高速入力ではなく、インターネットバンキングのデータ取り込みや経理の自動化といったクラウド型の会計ソフトを利用した効率重視、お客様の使い勝手重視の記帳サポートに注力
  • 安かろう悪かろうの仕事をすること
  • 誇大広告や強引 or しつこい売り込みによる営業で仕事をとってくること
  • 粉飾決算、脱税などの倫理に反する行為、法令を逸脱する行為(税理士の場合、脱税指南を行うと税理士業務の停止などの処分有り)

実績

税理士として

コンプライアンス業務

日系上場会社、外資系事業会社、外資系不動産ファンドSPC、日系上場企業子会社、金融機関関連のSPC、外国銀行、アセットマネジメント会社の下記の税務コンプライアンス業務

  • 法人税・地方税確定申告書の作成
  • 消費税確定申告書の作成(消費税のみ納税義務を有する外国法人を含む。)
  • 事業所税確定申告書の作成
  • 償却資産税申告書の作成(商業ビルの償却資産の判定など)
  • 税務調査対応
  • Tax Package(GAAP Adjustmentsを含む)のレビュー
  • 給与計算、源泉徴収事務(外国人Expatの給与のグロスアップ計算など)
  • タックス・レビュー(新日本監査法人の監査業務補助として法人税等のレビュー)

【例】

  • 合併、分割、株式交換、株式移転などの組織再編に係る税務処理
  • 外国子会社から受ける配当等の益金不算入、外国税額控除制度の利用による海外子会社からの資金還流の支援
  • 連結納税の導入支援(節税額のシミュレーション、税効果会計を含む決算対応、確定申告)
  • 外国法人の確定申告
  • 輸出企業の消費税還付申告
  • 不動産業などの課税売上割合が95%未満である法人の消費税確定申告
  • 外国人経理担当者との英語でのE-mailによるコミュニケーションでの法人税・地方税確定申告書の作成

アドバイザリー業務

税務デューデリジェンス、不動産投資に関する税務意見書の作成、執筆活動の補助

【例】

  • 外資系企業によるGKTKスキーム(GKとは合同会社、TKとは匿名組合のことを指す。)を活用した不動産投資に関する税務意見書の作成

東証一部上場企業の企業内税理士として

  • 経理担当者として連結納税の導入(税効果会計を含む決算対応、確定申告業務)
  • 確定申告業務の内製化
  • 海外子会社との取引、タックスヘイブン税制などの国際税務対応
  • M&Aの検討(主に税務に関する論点の整理)
  • 任意組合、有限責任投資事業組合の会計・税務
  • 経理担当者として税務調査対応
  • 経理事務の効率化
  • 会社法計算書類の作成

M&Aバンカーとして

  • M&Aに係る税務の論点について汎用資料を作成
  • クライアントへ提出する株式価値算定書等でのバリュエーションの最終チェック
    上場企業が関与する買収案件を多く取り扱っていたため、主に下記の3つの評価方法を採用してバリュエーションを実施
    ・市場株価法
    ・類似上場会社比較法
    ・DCF法

 税理士講座簿記論の講師として

税効果会計、金融商品、純資産、企業結合・分離などの新会計基準に関する教材作成や全国模試の問題作成、カリキュラムの立案

プライベート

家族

妻と娘2人、息子1人

スポーツ

ゴルフ

2017年12月にゴルフ場デビュー。月に2回程度のペースでラウンドしている。
平均スコアは100台。ベストスコアは93。
80台、90台で回れるようになりたい。

野球

小4~高3、20代後半から年に数回の草野球。
高校時代は軟式野球のため、本格的にやっていたとは言い難い。
左投げ左打ち。ポジションは外野全般&一塁手。

 スキー

幼稚園年中~小3まで親の転勤で仙台に住んでいた影響もあり、スキーが好きになった。
とはいえ、自己流のため、そこそこ滑れる程度。

レジャー

キャンプ

2013年からキャンプを始める。テントでのキャンプデビューは2013年7月の釣りビジョン主催のソトナニというイベント。それ以来、ソトナニには4年連続参加(2013年~2016年)。

訪れたことのあるキャンプ場は、以下の通り。

  • フォンティーヌの森キャンプ場
  • カントリーベアーファミリーキャンプ場
  • 森のまきばオートキャンプ場
  • 成田ゆめ牧場ファミリーキャンプ場
  • ウォーターパーク長瀞
  • 親沢公園キャンプ場
  • 上毛高原キャンプグラウンド
  • キャンピカ明野ふれあいの里
  • キャンピカ富士ぐりんぱ
  • PICA富士吉田
  • PICA富士西湖
  • 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
  • 休暇村裏磐梯キャンプ場
  • 榛名湖オートキャンプ場
  • ウエストリバーオートキャンプ場

温泉

ここ数年訪れた温泉で、心に残ったところは、以下の通り。

  • 燕温泉(長野県)
  • 亀山温泉(関連記事はこちら)(千葉県)
  • 伊香保温泉源泉地(群馬県)
  • 那須温泉鹿の湯(栃木県)
  • 元泉館の塩原温泉(栃木県)
  • 日光湯元温泉(栃木県)
  • 高湯温泉(福島県)
  • 野地温泉(福島県)

硫黄泉などの濁った温泉が好きです。

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Posted by 林 義章