企業実務2020年4月号に執筆記事が掲載されました!~これからの時代、経理業務はどのように変わるのか?~

2020年3月26日


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20200325ブログ用

本日(2020年3月25日)発売の企業実務2020年4月号に私が執筆した記事「これからの時代、経理業務はどのように変わるのか?」が掲載されました。AIの発達、クラウド会計ソフトの急成長、RPAによる業務の効率化などで、経理業務は変わりつつあります。そのような中、経理実務に携わっている方の中には、不安を抱いている方もいるでしょう。今後、経理業務はどのように変わっていくのか、そして、経理を仕事ととしている方はそれにいかに対応していくのかという自分なりの思いを取り上げていただきました。

経理の現状に対する危機感

私は税理士法人勤務時代、税理士の立場として外資系企業を含めた大企業の方々を相手に仕事をし、その後、上場企業の経理部に税務担当として同僚の経理の方と接してきました。
そのときに感じていたのは、なぜそのような会計処理をしているのか、なぜ申告書上でこのような調整をしているのかを理解しながら仕事をしている方は一握りしかいないということでした。

多くの方は

  • 前年以前と同じやり方で処理をする
  • 上司に言われたとおりに処理をする

ということでなぜその処理を行っているのか理解していないことが多いのです。

つまり、経理に携わっている方の多くが手を動かす作業員となっており、今後、AIの発達やRPAの活用で、ロボットに置き換わってしまう恐れのある働き方をしているのです。

経理部は必要である

効率化の対象として捉えられている感のある昨今の経理ですが、経理が管理するお金というのは会社にとっては人間の血のようなものであり、なくてはならないものです。

また、経理部の方は真面目に仕事に取り組む方が多く、会社にとって必要な人材です。

AIの発達、クラウド会計、RPAというのは経理の仕事の仕方を変えることになるのでしょうが、だからといって仕事を奪うわけではありません。なくなる仕事があれば、それに伴って生まれる仕事もあります。

今、経理に携わっている方は、危機感を抱き、自己研鑽することは必要だとは思いますが、必要以上に恐れる必要はないと思っています。

時代の変化についていき、日頃から学ぶ姿勢を心掛けて、新しい時代の経理に適応していきましょう。

企業実務2020年4月号はお勧め記事が盛りだくさんです

企業実務2020年4月号は、『十人十色の「ひとり税理士」としての生き方』で一緒に執筆に参加した税理士の諸留さん&戸村さんの記事も掲載されており、大変おすすめです。

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【編集後記】
最近は、新型コロナ対策でオンラインミーティングのツールとしてZOOMを活用しています。
お客様とは対面でお話しするのが一番なのですが、このような状況ですのでテレワークを推し進めていき、オンラインセミナーなども開催できればと考えています。
東京都では今週末は外出自粛なので、ため込んだビデオでも見ようかと。

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※この記事は、投稿日現在の状況、法令に基づいて書いています。

また、ブログの内容等に関する質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。

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