税理士試験合格を左右するのが、税法科目の選択です。
ボリュームはあるけど実務で使う科目を選ぶか、割りきってボリュームの少ない科目で合格を目指すか。
ただ、税理士試験に合格できるかどうかには、もっと大切な選択があると私は考えています。
科目選択より大事な選択
私が税理士試験への合格で科目選択よりも影響が大きいと感じたのは、職場の選択でした。
税理士試験合格が歓迎される職場と、そうでない職場では、合格率が明らかに異なります。
私が国際会計事務所のBIG4と言われている税理士法人では、先輩のほとんどが税理士登録者や有資格者でした。
12月に官報で税理士試験の合格者が発表されると、同僚の名前をいくつも発見することができました。
だからといって、仕事が楽なわけではありません。
繁忙期は、終電後のタクシー帰りは当たり前でした(タクシー帰り自体が厚待遇という声もありますが)。
平均残業時間だけ見ると、ブラック企業に近いかもしれません。
しかし、税理士試験合格の環境は、整っていました。
- 試験休暇が長くとれる
- 税理士が多いので、合格へのやっかみがない
- 同僚がどんどん合格していく
短期合格者も多く、税理士試験に合格しているのが当たり前の環境だったため、合格を阻むものはほとんどありませんでした。
大学卒業後、4年間で1科目しか合格できずにいたのが、転職してすぐに最後の1科目に合格することができました。
合格のために必要であれば転職したっていい
転職は1回目こそ抵抗がありましたが、いざ転職してみると新しい世界を見ることができ、自分の価値観を拡げることができます。
もう少しちゃんと今の会社に貢献してから、とかは考える必要はないでしょう。
自分にとって、その会社があっているかどうか。
税理士試験の合格を目指すのであれば、合格に向けて支障になる職場なのかどうか。
税理士試験の合格が歓迎されない職場では、合格する確率が下がってしまいますし、合格してもよい待遇は待ってはいません。
今の環境が税理士試験の合格に相応しい環境でないのなら、思い切って環境を変えてみるのもありです。
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【編集後記】
最近、1歳8か月の長男は絵本が大好き。
同じ絵本を何度も読んでくれと持ってきます。
長女、二女に読んであげた絵本なので、あまりに読みすぎて、読んでいる私が飽きてしまいそうです(^-^;
でも、喜んでくれる長男の姿を見ると、読んであげたくなります。
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