独立して2年。
これまでレンタルオフィスを借りていましたが、今月末で解約し、テナントを借りることにしました。
ひとり仕事なら自宅兼事務所でもよい
ひとり仕事であれば、職住一体で自宅を事務所にしてもいいでしょう。
事務所兼オフィスとすることで、主に次のメリットがあります。
- 事務所家賃がかからない
- 事務所維持のための経費もかからない
- 通勤時間がかからない
- 家賃や水道光熱費など仕事とプライベートの両方で使っているコストの一部を経費にできる
- 家族との時間を大切にできる
デメリットはといえば、
- 自宅だと仕事に集中できず、サボってしまう
- 仕事とプライベートの切り替えができない
- 自宅の住所を公開する必要がある(登記、ホームページ、名刺など)
- 外出する予定がないと運動不足になる
といったことがあげられるでしょう。
とはいえ、このデメリットは、それほど致命的なものとはいえないでしょう。
自宅に仕事部屋があれば、邪魔する人がいない限り集中して仕事はできます。
会社員時代は仕事とプライベートを分けたいという気持ちが強かったのですが、独立するとそうでもなくなります。
義務的に嫌々やる仕事、やらされる仕事というのが減りますので、仕事とプライベートの境目があいまいになることで、プライベートを充実させることも可能です。
自宅の住所の公開は、有名人ではないので、気にしなければさほど大きな問題にはなりません。
運動不足も定期的に運動する習慣を身に着ければ、何とかなります。
ひとり仕事は場所を選ばない。自宅で仕事してもいいし、事務所で仕事してもいい
一人仕事ならレンタルオフィスでもよい
これまで私が利用してきたのは、レンタルオフィスでした。
レンタルオフィスの良いところは、仕事で必要なものを色々と用意してくれているところです。
- 仕事をするスペース
- 机、イスなどの備品
- 複合機、空調、郵便受け、電気、水道、インターネット回線、電話機
- 休憩スペース
こういったものがすべて利用料金に含まれていますので、低コストでオフィスを利用することが出来ます。
また、会議室を備え付けているところも多く、お客様の来訪時には会議室で商談をすることも可能です。
自宅とオフィスを分けたいがコストは最小限にとどめたい場合、レンタルオフィスが最適です。
なお、コワーキングスペースといった選択肢もあるかと思いますが、私のように税理士業であったり、個人情報の取扱いに注意しなければならない業種の場合には、個室を借りるレンタルオフィスの形態のほうが望ましいといえるでしょう。
なぜひとり仕事なのにテナントを借りたのか?
今回、レンタルオフィスを解約しようと思った一番のきっかけは、時間の確保でした。
事務所へは電車で通勤していましたので、それなりに通勤時間がかかっていました。
今後は最寄り駅周辺に事務所を構えますので、片道30分、往復で1時間の通勤時間が削減できます。
もちろん、自宅兼事務所にすれば通勤時間はゼロになるのですが、最近は自宅での仕事が難しくなってきました。
仕事部屋にこもって仕事をしていると、2歳の長男が入ってきて「遊んでくれ」と仕事の邪魔をします。
遊んであげたくなりますし、断ると長男がかわいそうです。
やはり、小さい子どもがいるときには、保育園に通ってもらわないと自宅兼事務所は難しいと感じました。
別のレンタルオフィスを借りることも検討しましたが、最寄りの駅や周辺には残念ながら個室付きのレンタルオフィスはありませんでした。
また、レンタルオフィスをやめることにしたのは、次の理由もあります。
- 施設が共用なのでマナーの悪い方がいると利用環境が悪くなる
- 与えられた備品を使うのではなく自分で選んだものを使いたい
- オフィス空間を自分好みにしてみたい
テナントを借りるという経験をしたいというのも大きな理由の一つです。
将来的には自宅兼事務所やレンタルオフィスがいいという考えになるかもしれません。
そのときに、テナントを借りた経験があるか、ないかでその説得力も違ってくるのではないかと。
まずは、テナントを借りることを楽しみたいと思います。
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【編集後記】
昨日は、会社の本店移転登記をしに東京法務局へ。
現金を持っていくのを忘れた&提出部数が不足していたということで、九段下駅と東京法務局の間を3往復するというヘマをしてしまいました…。
- 法務局の印紙をクレジットカード払いや電子マネーで買えたらなぁ・・・(せめてATMを置いてほしい)
- 法務局の中にコンビニ(マルチプリントできるファミリーマートかローソン)が入っていればなぁ・・・
と思いました。
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