会計ソフト会社からの紹介で税理士を選ぶメリット・デメリット【会計ソフトで税理士を選ぶ】

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独立してから初めて気付いたのが、会計ソフト会社が税理士へ顧問先紹介サービスを行っているということです。顧問税理士のいないソフトユーザーによっては、税理士探しに役に立つのかもしれません。しかし、税理士を会計ソフトで選ぶのはよい選び方なのでしょうか。

会計ソフト会社が税理士を紹介する仕組み

会計ソフト会社が一般ユーザーに税理士を紹介する仕組みは、大枠で言うと下図の通りです。

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会計ソフトとユーザーである税理士の「VIPな契約」というのは、会計ソフト会社ごとに若干内容は違いますが、基本的には下記の2つです。

  • 会計ソフト会社の顧問先紹介サービス付きのVIPな会員となっている
  • 会計ソフトにユーザーをたくさん紹介している

クラウド会計ソフトを扱っている会計ソフト会社でいえば、その内容は下記の通りです。

  • マネーフォワード
    通常のシルバー会員は年会費50,000円に対し、顧客紹介サービス付きのゴールド会員の年会費は150,000円
  • freee
    会計freeeの導入実績に応じて、1つ星(導入実績3件以上)、2つ星(導入実績15件以上)、3つ星(導入実績100件以上)と区分されており、1つ星以上の税理士へ顧問先を紹介。特に、2つ星以上の税理士に対して優先的に顧問先を紹介

つまり、会計ソフト会社が一般ユーザーに対して紹介する税理士というのは、会計会社にとっての優良顧客である税理士なのです。

会計ソフト会社が紹介する税理士を選ぶメリット・デメリット

メリット

メリットは何といっても、その会計ソフトの使い方に精通している可能性が高い、ということです。

クラウド会計を利用している税理士は、何だかんだ言ってまだそれほど多くないのが実情でしょう。クラウド会計ソフトのアドバイザー登録はしているものの、実際には使っていないという会計事務所は多いようです。それに対して、会計ソフト会社が紹介する税理士は、その会計ソフトの優良顧客ですから、その会計ソフトの利用頻度が高いといえるでしょう。

会計事務所がその会計ソフトに詳しければ、会計ソフト会社にとっても、大きなメリットがあります。会計ソフト会社が自らの優良客である会計事務所を紹介することによって、今までそのユーザーから受けていた質問が会計事務所へいくようになるので、コストダウンにつながります。

デメリット

デメリットは、紹介される税理士が優秀な税理士とは限らないということです。会計ソフト会社は、優秀な税理士をユーザーに紹介しているのではなく、会計ソフトの使い方に慣れている税理士を紹介するのです。

会計ソフトへの入力というのは、税理士の独占業務ではなく、特段資格がなくでも出来る業務です。大規模な会計事務所では、若手の職員やパートがその仕事を担っています。会計ソフトの入力が得意!だけど実は税務に詳しくないっていう税理士を選んでしまうと、余分な税金を払ってしまったり、税務調査で痛い目にあったりしてしまいます。

顧問税理士が使っていない会計ソフトを選ぶことは可能か?

可能か、不可能かというと、可能です。ただ、会計事務所指定の会計ソフトでないと受け入れないという会計事務所も少なくありません。会計事務所側からすれば、普段扱っていない会計ソフトを使うことで業務効率が低下してしまいます。また、会計ソフトの使い方について、お客様の相談に乗ることはできません。正しい会計処理の仕方を伝えて、入力の方法は会計ソフト会社に問い合わせてくださいというスタンスになるかと思います。

ユーザー側がある程度会計知識があり、税理士や会計事務所から要求されるデータを会計ソフトからダウンロードして、それを会計事務所に送付するということに慣れている方であれば十分対応できるのですが、なかなかそこまでできるユーザーが多くないというのが現状です。

会計ソフト会社から税理士の乗り換えを勧められたら?

会計ソフト会社側では、税理士の優劣は判断できません。会計ソフトの営業の方が税務上の判断をしたことがあるでしょうか。税務調査でクライアントを助けることができるでしょうか。当然できませんよね。

私の税理士法人時代の同僚の税理士から「某クラウド会計ソフト会社が顧問先に税理士の乗り換えを勧めていた」という話を聞き、憤りを覚えました。先に述べたように、会計ソフト会社では自社の優良顧客をユーザーに紹介しています。そして、それをビジネスとして行っています。会計ソフト会社からすれば、税理士の乗り換えに成功すれば、自社の優良顧客である会計事務所へのサービスの満足度が高まるのです。

まあ、税理士業もビジネスですから、優れているものが必ず選ばれるわけではないというのは、仕方ないと言えばその通りなのでしょう。歌唱力や演奏力のあるアーティストのCDよりも、アイドルのCDのほうが売れますし、機能性に優れたものよりもデザインに優れたものが売れたりしますし、真っ当な主張をする人よりも突拍子もないことをいう人のほうが選挙で当選したりしますからね。

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【編集後記】

1~3月は土日も仕事をすることが多かったので、先週は金曜日から春休みということで小旅行。Sayuri Worldで動物と触れ合い、市原ぞうの国でゾウのショーを楽しみ、亀山温泉でチョコレート色の温泉で癒されました。

【週末の一日一新】

Sayuri World

市原ぞうの国

ばんやにてマンボー刺し(700円で下の写真のボリューム)

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ららぽーと三郷の赤ちゃん本舗にてネピアの新商品の紙おむつを購入

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