本日(2017年7月6日)、神田法人会にて税法実務研修会の講師を務めました。テーマは、「貸倒損失・貸倒引当金・借地権」です。
税法実務研修会の講師を務める
受講者は30名ほど。ただ、セミナールームは100人以上収容できる広さであったため、閑散としている感が…。テーマがテーマなので、やむを得ないといったところでしょう。
時間は2時間。借地権は実務上、直面する方は限定的なため、時間配分は下記の通りとしました。
- 貸倒損失 30分
- 貸倒引当金 60分
- 借地権 30分
昨日のブログのテーマが貸倒損失だったのは、税法実務研修会の予習を兼ねてです(笑)
使用するテキストは、大蔵財務協会出版の「図解 法人税」です。
「図解 法人税」では、細かい事項まで記載されているので、すべてを隈なく織り込んだら2時間では終わりません。2時間の枠の中で、いかにその論点のポイントを掴んでもらうことが肝要です。
税法実務研修会の講師体験談
受講生と間違われる
神田法人会に到着して受付に挨拶しようとしたところ、受講者と勘違いされてしまいました。
貫禄が足らないという私の弱点が出てしまった瞬間でした。
「お若いので、税理士の先生だとは思いませんでした」
童顔ということなのでしょう、これでも来年には40になります。
貫禄が足らない、実年齢よりも若く見られる ➡ 税理士としての経験が不足してそう ➡ 売上が伸び悩む
という気がして、心配になりました。
時間は短め。ポイントを絞っての解説が必要
貸倒損失、貸倒引当金、借地権という3つのテーマを2時間でこなすというのが本日の研修会の内容です。詳しく掘り下げて解説をしていくと、一つ一つのテーマで2時間話をすることができそうです。
これを2時間で伝えないといけないということですから、次の点を心掛けなければなりませんでした。
- テキストの内容をすべて伝えるのではなく、概要説明と重要なポイントを中心にした解説を心掛ける
- 理解していただくのが大事なので、ボリュームが多いとはいってもゆっくりと話をする
- ホワイトボードは、極力使わず、テキストを有効活用して説明する
独立以来、少人数のセミナーを行っていましたが、こういう講義形式の研修会は久々でした。緊張してグダグダになってしまうのでは?ということを恐れていましたが、4年間資格の学校での講師を経験したのが生きたのか、意外と普通に講義をすることができました。
反省点
今回の一番の反省点は、本日の研修会のパンフレットや入り口の様子などの写真がないことです。何分、証拠がないので、本当に神田法人会の研修講師をやったのか、疑われてしまいそうです。
そして、もう一つの反省点は、笑いをとれなかったことです。いや、そもそも、笑いを取ろうとすらしていませんでした。。次の機会では、ネタを仕込まないとですね(笑)
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【編集後記】
昨日は、他士業の先生とランチ&打ち合わせ。独立してからというもの、他士業の先生から話を伺う機会が増え、色々と勉強になります。
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