卒業する娘の姿を涙なしで見ることはできない!?小学校卒業式

子育て
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今日(2018年3月23日)は、長女の小学校卒業式。

卒業する子供たちは、この日のために何日も卒業式の練習を繰り返してきた。

卒業の日までも、「6年生を送る会」や「謝恩会」など、卒業に関する行事が続いていた。

中学校入学に向けて、制服や体操服を購入した。

その卒業式の日に向けて、子供たちの準備は続き、いよいよ今日、卒業式を迎えた。

感動の卒業式

入場

午前10時。

卒業生が体育館に入場する。

これから卒業式が始まるという厳かな雰囲気の中、一人ずつ入場する。

入場の際、一度立ち止まり、数秒静止してから、席に向かって歩み始める。

この止まっている瞬間、子供たちは何を想っているのだろうか。

6年間過ごした小学校の思い出でも思い浮かべているのだろうか。

ひょっとしたら、「練習通り、ここで静止しなきゃ」と思っている子もいるのかもしれない。

例えそうだったとしても、親の立場から見れば、幼稚園を卒園したばかりの頼りない子どもがこの学校で6年間過ごし、立派に成長したなぁと物思いに耽ってしまう。

卒業証書授与

厳かな雰囲気の中、卒業証書の授与が始まる。

先生が一人一人の名前を呼びあげ、子供たちが卒業証書の授与を受ける。

まだこのタイミングで泣いている人はいない(少なくとも私にはそう感じた)。

込みあげてくる感情を押しとどめて、粛々と式を進めているようだ。

式辞・告辞・祝辞

卒業証書授与後は、挨拶が続く。

そういえば、こういった挨拶、子供の頃は苦手だった。

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なぜならば、式での大人の人々の話はたいていつまらないし、長い。

今回はどうだったかというと…。

ご想像にお任せすることとする。

門出の言葉

いよいよ卒業生の門出の言葉が始まる。

小学1年生から6年生までの思い出、先生や親への感謝の言葉、出席している5年生に向けてのメッセージを卒業生が一人一人言葉を発し、時にはみんなで声をそろえて唱和する。

毎年決まりきった言葉を発しているのだろうけど、どれも実際に子供たちが体験してきたことだから、その時の思い出が浮かんできて、思い出をたくさん作ってきた小学校との別れに涙する子供たちが少しずつ増えてくる。

出席した5年生たちが卒業生へ向けてメッセージを発し、惜別の歌を送る。

そして、ラストは私が小学生を卒業した時に歌った曲と同じ、「巣立ちの歌」

いざさらば さらば先生

いざさらば さらば友よ

サビのこの部分になると、これまで涙をこらえていた人たちも、こらえきれなくなり、涙が止まらなくなる。

この場面がなぜか、卒業式で一番しんみりしてしまう。

卒業式に涙はつきものなのだが・・・

涙を流す準備は出来ていた

一番上の子の卒業ということで、私にとっても初めて迎える子供の小学校卒業式であった。

一番上の子だから勝手がわからず、試行錯誤しながらここまで子育てをしてきた。

2,890gで生まれてきた赤ちゃんがここまで成長した過程を思うと、涙が出そうになる。

おまけに、数年前から花粉症を患っている私としては、今日の晴天の花粉の多い日というのは、感動しなくても目がかゆくて涙目になる(笑)

泣くにはもってこいであった。

感動する余裕がない

今回の卒業式は、妻と私に加え、小3の二女と2歳の長男とで参加した。

2歳の長男にとっては、卒業式の意味なんて全くわかっていない。

妻はあの手この手で、長男がじっと座っていられるように頑張っていた。

二女はというと、姉の卒業式でもあり、姉の同級生のこともよく知っていることから、初めのほうは興味深く見ていた。

しかし、校長式辞あたりから、そわそわし始めてきた。

やはり、子供にとって、大人の長い挨拶は耐え難いもののようだ。

そして、卒業式で涙するという卒業生、先生、親たちの気持ちがまだ理解していないようで、目に涙を浮かべている妻の顔をニヤニヤ覗き込み、感動する気持ちの邪魔をする。

私のほうはというと、一番後ろの席だったので、ビデオカメラを頭の上くらいの高さで持ち、撮影をしていた。

もっとも感動する「門出の言葉」は、約20分。

ノンストップで撮影をしていたので、後半は右腕をあげるのが辛くなり、右ひじを左手で支えてなんとか撮影を続行していた。

感動するはずの「巣立ちの歌」の場面では、右腕がほぼ限界に達しつつあり、感動をするどころではなくなっていた。

感動するためには

感動するためには、やはり子供なしで参列したほうがよい。

そして、ビデオ撮影はせずに、その場の雰囲気を感じ、カメラの画面ではなく自分の肉眼で見たほうがいい。

それはわかってはいるのだけど、安易に子供を預けることなく、なるべく自分たちで面倒をみたいというのが我が家のポリシー。

ビデオは子供が楽しみにしているので、やはり思い出としてとっておきたい。

感動を味わうことよりも、子供の面倒を見ることやビデオを撮ることを優先したのである。

娘の卒業は自分が卒業した時とは違う

得意でない卒業

私は正直、卒業というイベントがあまり得意ではなかった。

小学校の時には、私が私立の中学に行くということもあり、同級生と離れ離れになるのは寂しい気持ちがあった。

しかし、それ以降は卒業というものにそれほど深い思い入れがなかった。

高校の卒業の時は、大学受験に失敗して浪人生活に入るという状況の中だったので、卒業で浮かれる気持ちには全くなれなかった。

大学卒業の時には、すでに税理士試験を始めており、2回目の受験だったということもあり、卒業旅行の誘いを断って受験に専念した(その成果があったのか、その時の受験は2科目合格)。

私は卒業というイベントには興味なしという変わり者だった。

娘の卒業は違う

親の立場になってみると、卒業というのは自分が卒業する立場だったときとは違う卒業に対する感情が湧き上がってきた。

子どもが生まれるまでは、人生の主役は自分だった。

子どもが生まれてからは、子供が主役で、それを支えてあげたいという気持ちが強くなった。

子どもの命は自分の命よりも大事。

そんな子供の成長の節目である卒業は感慨深いものがあり、長女の小学校の思い出を振り返ると目に涙が浮かんでくる。

卒業式ではいろいろあって泣けなかったけど、親としては娘の卒業式というのはやはり特別な日であった。

 

ちなみに、うちの長女は卒業式では泣いていない。

確かに小学校は卒業するけれども、同級生のほとんどは同じ中学に進むし、小学校を卒業する寂しさよりも中学校に行くという期待や喜びのほうが大きいからだそうだ。

うちの長女は卒業式に全力で取り組み、そしてそれを楽しんでいた。

どんな大人になるのかはまだまだわからないけど、これからの成長が楽しみである。

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【編集後記】

昨日はキーケースを忘れてしまい、事務所の鍵と自宅の鍵を持たずに出かけてしまいました。

打ち合わせ2件で外出が多かったため、事務所に寄れないというのは大したダメージはなかったのですが、

自宅に帰った時間がちょうど子供の習い事の時間(しかも親子参観だったため妻も不在)だったため自宅に入れないという事態が発生・・・。

そこで、ひとりデニーズしながら仕事をしました。

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忘れ物には注意しないとですね(^-^;

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