メールのやり取りをしていて、たまに
「メールにて失礼いたします」
「メールにて恐縮ですが」
というメッセージをもらうことがあります。
でも、それって本当に失礼なのでしょうか。
恐れ多いことなのでしょうか。
「メールにて失礼いたします」は失礼ではない
全くもって失礼ではないとき
最近やり取りをしている方のメールでは、常に「メールにて恐縮ですが」の一文が入っています。
しかも、定型文で。
メールの構成が以下のようになっています。
私としては、
- 集中して物事に取り組んでいるときに電話で邪魔されたくない
- 移動中に電話がかかってきても電車の中で電話を取るようなマナー違反はできない
- 電話を折り返したときに相手が不在、何度か電話しあってやっと電話で話せるといったすれ違いを起こしたくない
- 電話で話されても忘れてしまうかもしれないので、メールで記録に残るようにしてほしい
ということで、こちらから望んでメールで連絡をしてもらっています。
なので、
メールでの連絡は全然失礼ではありません!
むしろ、電話でちょくちょく連絡が来るほうが仕事が進まなくなってしまうので困ります。。
「メールにて失礼いたします」が妥当なとき
本来、直接会ってお礼をすべきではあるが、やむを得ずメールにてお礼をする場合には、「メールにて失礼いたします」が妥当でしょう。
上司に夜の食事をおごってもらった次の日、本来であれば直接面と向かってお礼を伝えるべきところですが、上司が多忙でなかなか直接お礼を言うことが出来ない場合には、メールでお礼を述べて、
「メールにて失礼します」
という言葉で締めるということになるでしょう。
また、取引先にごちそうになったというような場合やお中元、お歳暮を貰ったという場合、電話でお礼を伝えるべきと考える方も多いことでしょう。
しかし、お仕事中にその仕事を中断させてまでお礼を伝えるというのも、迷惑をかけてしまうかもしれません。
そこで、メールでお礼を伝えつつも、電話で直接声を届けてのお礼ではないので、
「メールにて失礼いたします」
と添えておくのです。
「メールにて失礼いたします」が賛否両論となるとき
朝、起きたら具合が悪い…。会社に行けるような体調ではない…。
そんなとき、どのようにして会社に休みの連絡をしますか。
ビジネスマナーとしては電話連絡と言われています。
しかし、これは会社によって異なります。
私の経験では、以下の通りでした。
- 1社目の会社
上司へ電話連絡(プレッシャー大。しかも、どんなに体調不良でも休むな!というタイプの上司) - 2社目の会社
上司の秘書へ電話連絡(プレッシャーはあまりない。上司に直接連絡しなくていいというのはたとえ電話であったとしても最も気が楽です) - 3社目、4社目の会社
上司へメールで連絡でもOK(プレッシャーはそこそこにあります。たとえメールでよかったとしても、上司に直接連絡なので。メールで送るので上司がまだ会社に着く前の時間に連絡するようにしていました(一刻も早く連絡してますよアピールで))
私が思うに、電話連絡でないとNGという会社は、
社員を信頼していない会社
だと思うのです。
社員を信用していないから、
- 電話で声を聞いて本当に具合が悪いかどうか確かめてやろう
- 電話で上司に休みを伝えるというプレッシャーを押しのけて電話するくらい具合が悪いなら休ませてやろう
といったことが根底にあるのです。
社員を信頼しているのであれば、メール連絡であったとしても別にいいのではないでしょうか。
今時の会社であれば、上司は常時メールを見れるということだって珍しくありません。
会社に着いてから休みの連絡を電話でもらうよりも、出社前にメールで休みだとわかるほうが上司にとっても便利だと思うのですが。
「メールにて失礼いたします」が本当に失礼だと感じるとき
税理士として仕事をしていると、たまに
「突然のメール失礼いたします。」
というメールがきます。
全く面識のない方から。
おい、うちのメールアドレス、どこから入手したんだよ!ってやつです。
本当に失礼な奴だと感じるので、こういったメールには返信しません。
ま、電話営業よりもましですが(無視できるので)。
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【編集後記】
最近、時間がとれるようになってきているので、1日1新(毎日、最低1つは新しいことをやる)というのができています。
今日は「メディアマーカー」を始めてみました!
学ぶというのは、まずはまねてみることからですね。
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