電子申告するにはコストがかかる。それでも電子申告にこだわる理由

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電子申告を行うには、電子証明書とカードリーダーが必要であるため、お金がかかります。また、電子申告の手続きも、何だか面倒くさいと感じる人も多いでしょう。紙で提出して、「受領印」をもらったほうが安心というのもありそうです。税理士でも年配の方を中心に電子申告はやらないという方もたくさんいます。それでも、私は電子申告をします(お客様が紙での提出を望む場合を除きます)。

電子証明書に係るコスト

電子証明書の発行手数料

法人の場合、電子証明書を発行するのに発行手数料がかかります。法務局で発行した場合の発行手数料は、3か月で2,500円、12月で7,900円、27か月で16,900円です(詳細は下記リンク参照)。

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00028.html#02

個人の場合、マイナンバーカードの交付手数料が当面無料です。ただし、証明写真に数百円はかかるでしょう(自分で写真を撮る場合を除きます。)。

ICカードリーダーライタ

法人の場合、CD-Rに保存した電子証明書を会社のサーバーで保存することになりますから、ICカードリーダーライタは不要です。

個人の場合、マイナンバーカードを読み込むためのICカードリーダーライタが必要になります。

国税庁のHPによると3千円程度と記載されていますが、商品により値段は異なります。安いものであれば2千円程度で入手できるでしょう。

国税庁のホームページから入手できるe-Taxソフトを使うことにより、電子申告・電子申請のソフトは無料で入手することができます。

また、個人の確定申告の場合、国税庁のHPの確定申告書等作成コーナーでの作成も可能です。

確定申告書等作成コーナーは、とても分かりやすく作られていますので、個人の確定申告を行うだけであれば、こちらで十分と言えるでしょう。

法人の場合もe-Taxソフトを使うことは可能ですが、使い勝手が悪いのが難点です。前年度の繰り越しができない、市販ソフトであれば転記、合計してくれる部分が手入力が必要、別表間の連動が不十分ということもあり、会計事務所では申告ソフトを使用しています。メーカーにより値段は異なりますが、電子申告を行うのには追加で数万円かかります。

電子申告をするのには、電子証明書の取得から申告ソフトまでお金がかかります。それでも、私は基本的には電子申告で確定申告をし、届出書は電子申請を行います。

それは、以下の理由からです。

  • 紙で申告する場合、提出用、お客様控、会計事務所控で最低3部の印刷が必要で、印刷漏れがないかどうか等のチェックなど時間がかかる
  • 税理士が自署押印し、お客様の代表者が自署押印し提出するので、署名と押印のためにお客様との申告書の受け渡しが必要で手間がかかる(電子申告の場合、税理士の電子署名のみで提出が可能)
  • 申告書提出後、お客様にすぐに成果物である確定申告書等をPDFで送ることができる
  • 万が一申告書に誤りがあった場合、もう一度送信し直せばよい
  • 個人の確定申告の場合、源泉徴収票、生命保険料控除の証明書、医療費の領収書の添付が不要

ほかにも税金の還付が早く受けられるといったメリットもありますが、やはり電子申告を行うことにより、労働コストが抑えられるというのが一番のメリットと考えています。慣れないうちは電子申告のやり方がわからず四苦八苦し、紙で提出したほうが早かった、ということもあるでしょう。

ただ、慣れてしまえば迅速に申告ができ、お客様にとってもすぐに成果物を受け取ることができ、万が一間違いがあった場合も簡単に修正できるという電子申告をやらない手はないでしょう。

そして、私が電子申告を率先して行う一番の理由は、「世の中の変化に対応できる人間でありたい」ということです。

現状に満足せず、新しいものは積極的に取り入れ、時代に取り残されることのないよう行動していく。

それが私の大事にしている仕事のポリシーの一つです。

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【編集後記】

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小学生の娘二人に振ると芯が出るシャープペンシルを買ってあげました。すると、二人は大喜び。妻から子供の喜びの声の動画が送られてきました。ちなみに、そのシャープペンシルは一本200円です。なのに、ラーメン屋に連れて行った時よりも遥かに喜んでいます。

【一日一新】

池袋西武8階のじゃんがらラーメン

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------※この記事は、投稿日現在の状況、法令に基づいて書いています。---------

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