消費税は日本の法律に基づいて課されるものです。
ですから、日本から一歩外に出ると消費税はかかりません。
では、空を飛ぶ飛行機の航空運賃はどうなのでしょう。
そして、日本と外国を行き来する国際線の航空運賃はどうなるのでしょうか。
飛行機代は消費税がかかるのか?
国内線の場合
まずは国内線から。
国内線の場合は、空を飛ぶとはいえ、出発地、到着地のいずれも日本です。
日本国内の法律のみ考えればよいので、通常通り、国内線の航空運賃には消費税はかかります。
国際線の場合
では、国際線の場合はどうなのでしょうか。
結論から言うと、国際線の航空運賃には消費税はかかりません。
国際線の場合、出発地、到着地のいずれかが日本で、もう片方が他の国です。
サービスの提供を受けた場合に消費税が課税されるかどうかは、そのサービスを日本で受けたかどうかで判断することになります。
国際線の場合、日本でサービスの提供を受けたのか、海外でサービスの提供を受けたのか、何ともいえないところですよね。
そこで、このような場合には、消費税は課税されないことになっているのです。
【関連記事】
【経理上の注意点】海外出張時には消費税は発生しない?国際線&海外出張手当(日当)について
航空券をキャンセルした場合のキャンセル料に消費税はかかるのか?
先ほど、消費税がかかるのは日本でサービスの提供を受けたのかどうかがポイントというお話をしました。
すると、航空券をキャンセルした場合には、サービスの提供を受けていないからキャンセル料を取られても消費税ってかかっていないのでは?という疑問がわいてくる方もいらっしゃるでしょう。
果たしてどうなのでしょうか。
JALのホームページによると、下記の通りとされています。
Q: 取消/払戻手数料に消費税は含まれていますか。
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A: 払戻手数料には消費税が含まれていますが、取消手数料は不課税となっております。
払戻手数料は、申し込んだ代金を払い戻すというサービスを提供しているとのことで、消費税がかかるものとされています。
それに対して、取消手数料は、キャンセルによって被る航空会社の損害を弁償するものという位置付けであるため、消費税がかからない取引とされているのです。
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【編集後記】
今日から石垣島に来ています。
初めて石垣島に来たのは2004年でした。
当時と比べると観光客が大幅に増えたなぁという印象です。
2004年に来た時には、カーナビ付きだったにも関わらず、カーナビが全く見当違いのところを示しており、使い物にならず結局地図を見ながら観光していました。
今では観光向けのインフラが整い、だいぶ便利になりました。
ただその反面、良さが失われやしないかというのも心配です。
【1日1新】
平久保崎灯台(石垣島最北端)
玉取崎展望台
サビチ鍾乳洞
両親と石垣島
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