パートやフリーターから正社員になったときに注意すべき年末調整

2017年12月22日


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今や労働市場は売り手有利の状況です。

会社の囲い込み政策により、パートから正社員、フリーターから正社員といったことが進んでいます。

その場合に年末調整で注意すべきことがあります。

パートやフリーターから正社員になったときに注意すべき年末調整

パートやフリーターの方であれば、国民年金保険料や国民健康保険料を払っているのではないでしょうか(扶養になっている方は除く)。

パートやフリーターから正社員となった場合、通常は国民年金や国民健康保険から厚生年金や健保組合の健康保険へ切り替わります。

その切り替わった年に注意したいのが、パートやフリーターのときに支払っていた国民年金保険料や国民健康保険料です。

国民年金保険料や国民健康保険料は、年末調整の書類を会社に提出するときに、保険料控除申告書に必要事項を記載し、保険料控除証明書を添付することにより、その支払った保険料の金額に応じて所得税の負担が軽くなります。

国民年金保険料であれば、以下の記載のあるハガキを受け取っているはずです。

写真は切り離した本人控えですが、年末調整用の証明書が一緒についているので、そちらを会社に提出し、保険料控除申告書には以下の通り記載します。

なお、国民健康保険料については、証明書の添付は不要ですので、以下の通りに記載するだけでOKです。

今からでも間に合う年末調整

本日は12月21日。

通常であれば、年末調整の書類は会社に提出し終わっている状況です。

上記の控除ができるというのを今知った方は、

「いや、今頃そんな記事のブログを書いてもらっても困るよ。すでに年末調整書類を会社に提出しちゃったし…」

と思うかもしれません。

しかし、実は今からでも年末調整は間に合います。

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年末調整は、1月31日までであれば、やり直しが可能なのです。

会社からは、ひょっとしたら、嫌な顔をされるかもしれません。

しかし、年末調整は可能なのです。

諦めずに、年末調整の担当者と交渉してみましょう。

それが憚れる方は、確定申告をすることで所得税の還付を受けることができます。

この確定申告は、本来の確定申告期限から5年以内であれば行うことが可能ですので、

「過去の分について今更気付いたよ」

という方であっても5年以内であれば確定申告をして還付を受けることができるのです。

諦めて泣き寝入り、ということのないよう、頑張っていただければと思います。

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【編集後記】

本日は、下北沢のダ・オッジ(Da Oggi)で美味しいピッツァを食べながら、楽しいひと時を過ごしました。

ダ・オッジのピッツァは食べログの評価通り、絶品です。

カウンター席では、神業と言ってよいくらいのスゴ技で美味しいピッツァを作っているところを見ることができます。

人気店ですので、予約をして食べに行ってみてください。

間違いなく、満足のいくピッツァを食べることができます。

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