週に1度は自宅で働いてみる。会社員時代にやりたかった在宅勤務を実現

2017年5月20日


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昨年の9月から、レンタルオフィスを借りて事務所として使用しています。ただ、平日毎日事務所に行っているわけではなく、週に1日程度は自宅で仕事をしています。いわゆる在宅勤務です。

なぜ自宅で働くのか?

会社員であっても在宅勤務ができるのでは?という疑問

税理士法人時代、社員が使っていたパソコンは、ノートパソコンでした。外出してクライアントのオフィスでパソコンを使って仕事をする機会が多く、外出先から社内のサーバーへ接続して仕事をこなすことが可能でした。ただ、当時はまだポケットWi-Fiが支給されることはなく、PHSで繋いでいたため、データ転送速度が遅いなどの問題がありました。ただ、自宅ではPHSではなく自宅のネット回線で接続できるため、「在宅勤務が可能では?」と思ったりもしました。

そして、それがより強く感じたのは、前職の証券会社時代です。会社へ申請すれば、薄型で軽量のノートパソコンの貸与を受けることができました。プリントアウトできない、データをノートパソコン自体には保存できないなどのセキュリティ対策が万全であり、情報漏洩対策が十分にとられていました。
社員にはスマホが支給されていたので、常時、仕事のメールを確認することができましたし、電話を受け取ることも出来ました。例え、土日祝日や有給休暇をとった日でさえも(>_<)
会社員としては、土日祝日や有給休暇をとってもいつでも会社から連絡が来てしまうので、公私混同したくない私としてはストレスだったのですが、自分でビジネスを起ち上げるということを想定すると、これは有難いものです。

つまり、「場所を選ばずに働ける」ということですから、会社員という縛りがなければ、自宅で仕事してもいいし、スタバで仕事してもいいし、公園で青空の下で仕事してもいいし、キャンプしながら仕事してもいいのです。

最近では、在宅勤務制度を設ける企業も増えてきました。会社に行かなくても、節度を持って仕事をするような方であれば、今の時代、在宅勤務は可能なのです。

なぜ自宅で働くのか?

私が自宅で働く主な理由は、以下の通りです。

  • 通勤時間が削減できる
  • 家族と一緒に過ごす時間が長くなる
  • 休憩のときに、1歳の長男の様子が見れる
  • 夫婦のコミュニケーションが増える

仕事が忙しくなると、通勤時間(片道40分程度)を削減したくなります。通勤時間がない分だけ、有効に時間を使うことが出来ます。また、税理士という仕事を一人で行っている以上、一定時間のペーパーワークや勉強をする時間を確保しなければなりません
営業をたくさんやって、仕事をたくさんとっても、そのとった仕事をこなす時間が必要ですから、週に1日は集中して机に向かう時間をとるようにしています。

家には仕事部屋があるので、基本、部屋にこもって仕事をしているのですが、休憩をとるときに1歳の長男の様子を見に行きます。やっぱり、子供をみると癒されます。

お昼は妻と食べることになりますので、会社員時代に比べると、夫婦のコミュニケーションが増えました。子供の様子もよくわかるようになり、育児により参加できるようになりました。

あと、これは愚痴なのですが、私が借りているレンタルオフィスよりも自宅のネット回線のほうが快適だったり、レンタルオフィスの清掃状況が気に入らないといったこともあります。ゼロからのスタートで、安さ重視で選んだレンタルオフィスなので、仕方ないのですが…。

それでも週4日は事務所など外で働く

行動を起こすための第一歩が事務所へ行くこと

じゃあ、自宅を事務所にすればいいじゃん!と言われそうですが、自宅が居心地がいい分だけ、むしろ外に出るように心掛けています。

会社員時代の私の仕事はといえば、受動的な仕事が中心でした。

資格の学校の講師時代は、すでに授業を申し込んだ方へ講義をするのが仕事でした。

税理士法人時代は、すでに契約をしている法人を相手に税務サービスを提供するのが仕事でした。

経理部時代は、すでに終わった取引の税務処理が中心でした。今後行うビジネスや組織再編について税務上の検討を行うということもありましたが、それは経営層などが発案したものについてリスクがないかどうかを調査するものであり、自分から提案を出すようなものではありませんでした。

証券会社でのM&Aバンカー時代は、すでにFA(ファイナンシャルアドバイザリー)契約を勝ち取ったクライアントに対してのM&Aの支援でした。

つまり、他の誰かがとってきた案件についての仕事をするというのが、会社員時代の私の役割でした。

しかし、独立した以上、これではダメです。自分で仕事をとってこなければなりません。行動を起こす習慣をつける、そのためにもまず自宅を出るという行動が必要と考えました。

自宅を事務所にしてもちゃんと行動を起こせるという方は、自宅で開業でもよいと思いますが、私の場合は外に出たほうがよいと判断しました。

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子供の長期休暇でも集中して仕事をする環境を持つ

事務所を借りることを決意した一番の原因が、子供の夏休みです。

独立したのは昨年の夏です。当時、小5と小1だった娘2人が夏休みで家にいます。ゼロからのスタートだったので、私自身、仕事もあまりありません。子供もこれまで夏休みでも家にいなかった父親が毎日家にいるということで、テンションが高めでした。そんな娘たちを見ると、やっぱり、遊んであげたくなっちゃうんです。子供とこうして遊べる時間もそう残されていないと思いますし、今のうち遊んであげたいな、と。

目の前に子どもがいると、遊んであげたくなる。そこで、子供の長期休暇の期間であっても、しっかりと仕事をするために外に事務所を借りることにしたのです。

子供が学校に通っている時期は問題なく自宅で仕事をすることができるのですが、長期休暇に入ってしまうとそうはいかなくなってしまうのです。

まとめ

自宅でも仕事が出来る時代。税理士として独立したからと言って、事務所を借りる必要はありません。自宅を事務所にすればよいのです。

ただ、私の場合、仕事で成果を出すためには、事務所が必要だと考えました。事務所を持ちつつも、自宅でも効率的に働き、家族との時間も大切にする。そこでちょうどいいのが、週4日は事務所など外で働き、週1日は自宅で働くという現在のスタイルです。

ただ、今年に入ってからは仕事量が多く、週4日事務所等の外、週2日は自宅というように、仕事が土日に浸食してきています。ちゃんとマネジメントしないとですね。

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【編集後記】

連日のように、3月決算に取り組む日々が続いています。独立して1年目から多くの仕事を頂き、ありがたいことです。

【昨日の一日一新】

手作りいちごバニラシェイク

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